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タイ国立天文学研究所(NARIT)は、2026年9月14日夜、月が金星を隠す「金星食(Lunar Occultation of Venus)」が発生すると発表しました。天候に恵まれれば、タイ国内の多くの地域から肉眼で観察できます。
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NARITによると、9月14日の日没後、西の空に月と金星が並んで見え、バンコクでは午後7時28分ごろから月が金星を覆い始めます。金星は次第に月の暗い側へ隠れ、見えなくなります。
金星が再び月の後ろから姿を現すのは午後8時34分ごろと計算されていますが、バンコクでは月と金星が午後8時24分ごろに地平線の下へ沈むため、再出現する瞬間まで観察することはできません。
時刻はバンコクを基準にしたもので、タイ国内でも観測する地域によって開始時刻などが異なります。
この現象はタイだけで見られるものではありません。月による惑星の食は、地球上の限られた範囲からのみ観測でき、観測可能な地域は発生するたびに変わります。今回はタイの多くの地域が観測可能な範囲に入ります。
金星食は特別な機材がなくても肉眼で観察できます。
NARITは、西の地平線を見渡せる場所を選ぶよう勧めています。海岸、高台の展望地点、広場、田畑など、建物や木に西の空を遮られない場所が観察に適しています。
望遠鏡を使用すると、細い三日月状に見える金星が徐々に月の後ろへ隠れていく様子を、より詳しく観察できます。
NARITは9月14日午後6時から午後10時まで、タイ国内4カ所の地域天文台で観望イベントを開催します。
会場はナコンラチャシマ、コンケン、チャチューンサオ、ソンクラーの地域天文台で、参加は無料です。望遠鏡を使って金星食や当日の夜空を観察できます。
ナコンラチャシマ地域天文台(NARIT公式)
コンケン地域天文台(NARIT公式)
チャチューンサオ地域天文台(NARIT公式)
ソンクラー地域天文台(NARIT公式)
月が惑星や恒星など別の天体を隠す現象は「掩蔽(Occultation)」と呼ばれます。NARITによる機会は多くなく、今回も天候が良ければ注目の天文イベントとなりそうです。
※出典:NARIT(タイ国立天文学研究所)「NARIT ชวนติดตามปรากฏการณ์หาชมยากในไทย “ดวงจันทร์บังดาวศุกร์” ช่วงหัวค่ำ 14 กันยายนนี้」
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