悪徳タクシーは許さない！警備員らがルール違反の運転手に鉄拳制裁（動画あり）

バンコクの中心部、BTSアソーク駅前のショッピングセンター・ターミナル21は多くの地元民、観光客が集まる場所。そんなターミナル21敷地内のタクシー乗り場で起きた出来事が話題です。

2018年11月28日午後4時ごろに撮影され、SNSに投稿された動画。それはターミナル21の警備員たちが、1人のタクシー運転手に対して暴力を振るうというものでした。

報道によると、そもそもの原因は暴力を受けたタクシー運転手にありました。

ターミナル21ではポリシーとして、ターミナル21敷地内のタクシー乗り場を利用するタクシーは、乗車拒否やメーター不使用は不可になっているのだとか。ところがその運転手はポリシー違反を犯したため、警備員が「ポリシーを守るように」とい注意。しかし運転手は注意を無視した挙げ句、逆上。タクシーから降り、警備員と揉み合いになったのだそうです。そこで駆けつけた他の警備員らが、運転手に対して鉄拳制裁を加えたのです。

ターミナル21はこの件について、「暴力は許されない」と声明を発表。暴力を加えた警備員にペナルティーを科し、再発防止に務めるとしています。

これについてSNSでは、バンコク都民は日頃から乗車拒否やメーター不使用のタクシーに苦しめられているため、「先に手を出したのは運転手だ」「警備員の対応は間違っていない」「警備員を罰しないで欲しい」といった、警備員を擁護するコメントで溢れています。

なお、タクシーによる乗車拒否やメーター不使用はターミナル21のポリシーに違反するだけでなく、警察の取り締まりの対象です。しかし取り締まりをすることが少ないため、乗車拒否やメーター不使用のタクシーは後を絶たちません。

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