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在タイ日本国大使館からのお知らせ(年末年始にタイに渡航を予定されている皆様へ)2013年12月19日現在

2013年12月19日 配信

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年末年始にタイに渡航を予定されている皆様へ(2013年12月19日現在)

例年、年末年始の休暇には、 多数の邦人の皆様が観光などでタイに渡航されます。その際、残念ながら、邦人の方々が、トラブルや犯罪に巻き込まれるケースが散見されます。タイへの海外旅行が楽しく豊かな思い出となるよう、こうしたトラブルや犯罪に対する安全面の対策にも心がけて頂ければと思います。

タイに渡航されるにあたっての留意点や最近よく起きている犯罪被害や各種トラブルを御紹介します。皆様自身が安全対策を考える際、参考にして頂ければと思います。

また、大使館のホームページや外務省のホームページに、参考情報が掲載されていますので御参照ください。

http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/shiori.pdf

http://www.anzen.mofa.go.jp

12月19日現在、バンコクにおいて、反政府勢力が、王宮地区を中心にデモ、集会活動を継続しています。反政府デモに関する情報については、在タイ日本国大使館ホームページに掲載されていますので参考にして下さい。

※参考:在タイ日本国大使館ホームページ「タイ国内政治情勢(デモ等の状況)

1. 旅券の管理

(1) 最近の事例

平成24年には、72件の紛失等、159件の盗難事案が発生しています。最近の事例として、「パスポートを預けてくれたら、現金を貸す。」、「滞在期間の延長手続きを代行する。」等言葉巧みに近付いて来た人物を信用して、旅券を預けたところ、「旅券が却ってこない。」、「パスポート内ページに偽の出入国証印、査証印を記載された。」等のトラブルが発生しています。自分の旅券を、他人に譲り渡したり、貸与したりしないように注意してください。

(2) 旅券の紛失又は盗難された場合の手続き

旅券の紛失又は盗難された場合には、当館において申請に基づき、「旅券」、「帰国のための渡航書」を発給することとなります。「旅券」又は「帰国のための渡航書」を受領された後に、タイ入国管理局において入国印の転記等手続が必要要です。

(3) 旅券の紛失又は盗難された場合の留意事項

帰国便が差し迫っている場合には、タイ入国管理局及びタイ警察における手続の関係で予定どおり帰国することができなくなることがあります。フライト便の変更やホテル延泊などで、予期せぬ経済的負担を強いられる状況にもなりかねませんので、盗難、紛失等防止のため、各人が責任を持って、旅券を管理してください。

2. 海外旅行傷害保険等への加入

(1) トラブル防止のためにいくら注意を払っても、交通事故や事件等に巻き込まれないとは限りません。また、海外では、日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。

(2) 特に思わぬトラブル等により入院・手術などが必要となった場合には、高額な医療費を支払うこととなるので、そのような事態に備えて事前に海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。

(3) 海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードもありますので、クレジットカードを所持している場合は旅行前に契約内容をご確認することをお勧めします。なお、海外において設置されているATMから現地通貨の引出しが可能なキャッシング機能付きクレジットカードについては、必ず渡航前に発行元である銀行及び信販会社に「海外でキャッシング機能が使用できるか否か」を確認してください。

3. タイ入国時の注意事項

(1) タバコ不法所持に対する取締及び罰則の強化

ア タイ国政府観光庁によれば、入国に際してのタバコの持込みは、1人250グラム、または200本までとなっています。タイ関係当局では、タバコの不法な所持及び持ち込みについての摘発を強化しております。免税(納税シールのない)タバコを250グラム以上、または200本以上持ち込むと1カートン(10箱)に対して、4,785バーツの罰金(平成25年11月現在、日本円15,000円程度)が科され、さらに持ち込んだタバコは、全て没収となります。

イ 平成24年には、1カートンを超えるタバコを持ち込もうとして、税関検査で摘発され、全てのタバコを没収され、罰金を支払う事例は18件ありました。税関検査を受ける前に持込み制限を超えるカートン分は必ず放棄してください。スワンナプーム空港の税関のカウンター前には回収ボックスが設置されています。

http://www.thailandtravel.or.jp/

(2) 航空機内における迷惑行為

航空機内における喫煙、酩酊、粗暴、猥褻等迷惑行為が行われた場合、航空会社等の方針により現地当局へ通報された後、警察による身柄拘束、罰金等の処罰を受ける場合もあります。航空会社、現地当局は、これら行為に対して厳しく対処していることから、航空機内における迷惑行為には十分注意してください。

4. 睡眠薬強盗、いかさま賭博

(1) 主な発生場所

カオサン通り、王宮周辺及びスクムビット通り

(2) 睡眠薬強盗

平成24年には、日本人被害の睡眠薬等薬品を使用したと思われる強盗は、15件発生しています。最近の事例として、カオサン通りで「日本の方、一緒に食事しませんか?」等と親しげに声を掛けられて、飲食した際、飲食物に薬物を混入され、昏睡状態に陥ったところ金品を奪われ、被害者はバンコク郊外に放置されるといった事件も発生しています。

これらの事件で使用される薬物等を過剰摂取した場合には、生命に危険を及ぼす可能性もあると言われています。

(3) いかさま賭博

ア 平成24年には、日本人が巻き込まれたいかさま賭博は6件発生しています。手口として、自称マレーシア人、シンガポール人等(国籍、男女別、人数は様々)から、「娘が日本の○○大学に留学していて、丁度帰国しているので会わせたい。」等と日本に興味がある素振りを見せ、声を掛け、タクシーで住宅地に所在する一軒家に連れて行かれます。家では家族(若しくは家族を装った犯人グループ)で出迎え、食事を振る舞う等歓待され、気を許したところで、カジノディーラーと称する男性から、ポーカー、バカラ、ブラックジャック等のルールを教えてあげる旨の誘いを受けます。

イ 後に合流するカモ役を相手に、半ば強引にゲームに参加させられ、序盤は、いかさまにより勝たせた後、より大きなゲームの保証金として持ち合わせの金品等を預かり、不足分は、クレジットカードでのキャッシングや貴金属店で金の購入を促して、最終的にはそれら金品を騙し取ります。なかには貴金属店と組んで相場よりも高い値段で金を購入させる事案もあります。

(4) 留意事項

旅先において、見知らぬ人と飲食を共にする際は、ある一定の注意と節度を持って接して頂き、相手に対して不審な点が少しでも感じるようであれば、その場から速やかに立ち去り、被害の防止に努めてください。

5. ひったくり、スリ、置き引き

(1) 主な発生場所

スクムビット通り(ソイ・アソーク、ソイ・トンロー等)、デパート等大型商業施設、公共交通機関(特に電車、観光船内)、深夜飲食店街

(2) 最近の事例

平成24年には、ひったくり45件、スリ122件、置き引き16件の日本人が被害に遭った窃盗事件が発生しています。

(3) ひったくり

ア 一人で歩行中又はトゥクトゥク乗車中に後方から近づいてきたバイクに乗った者(2人組)にバック等をひったくられるというものです。また、グループで取り囲み、おとり役が被害者の注意をそらした隙に、実行役が鞄の中及びズボンの後ろポケットから財布、貴重品及び携帯電話等を盗むという手口があります。また、刃物により、被害者のハンドバックの肩紐を切り、ハンドバックを奪う手口もあります。

イ 信販会社によっては、警察から被害届出証明を必要とする場合もあることから、警察署へ行き、被害届(通称・ポリスレポート)を受領してください。

(4) スリ

ア 単独犯によるヒットアンドアウェイによるものから、複数の構成員からなる職業的スリグループによる犯行もあります。特にデパート、ショッピングモールの商業施設にあるエスカレーター等で、前後左右を取り囲まれる等、他人が必要以上に接近してきた場合は、その場から速やかに立ち去り、被害の防止に努めてください。

イ スリの被害は、大型商業施設、繁華街、駅周辺、路上と至る所で発生しています。スリ被害に遭い、被害品にキャッシュカード、クレジットカード等が含まれる場合には、カードの不正使用被害を防止する点からも、必ず、カード発行元である銀行、信販会社へ通報を行い、利用停止にして下さい。

(5) 置き引き

レストラン、大型ショッピングモールなどでテーブルや椅子にバック等所持品を置き、目を離した隙にそれらが盗まれています。パキスタン等の南西アジア、中東系、ベトナム、カンボジア等東南アジア系のグループ(男女で構成)による窃盗団に関する情報もあることから、不自然に近付いてくる人物には、注意してください。

6. 各種窃盗

(1) 主な発生場所

シーロム通り、スクムビット通り、BTS駅周辺、深夜飲食店街

(2) 最近の事例、手口

ア 中東風の男性に「ここは○○駅か」と英語で尋ねられ、「そうだ。」と答えると、「あなたは日本人か?」と聞かれる。挨拶を交わした後に「タイには、旅行で来ている。タイから日本にも行くつもりであるが、日本円は1ドルいくらくらいか?」と聞かれ、それに答えると、「日本円を持っていたら是非見せてほしい(又は両替して欲しい)。」と言って財布の中の日本円を出すように促します。

そして、その人物と別れた後、財布の中身を確認すると現金が無くなっていることに気がつきます。

イ このように知らぬ間に現金を抜き取る犯罪で、平成24年には17件の日本人に被害が発生しています。

7. 宝石店又はスーツ仕立店とのトラブル

(1) 主な発生場所

王宮及び有名寺院周辺、カオサン通り

(2) トラブルの事例

タイ人男性に「今日はお寺が休みだから、別の観光スポットに連れて行く。」と声を掛けられトゥクトゥクに乗せられる。観光案内の後に、「この近くに良いお店があるから、一緒に行きましょう。」と言葉巧みに誘われ、『宝石店』又は『スーツの仕立て店』に連れて行かれ、相当額の宝石の購入又はスーツの仕立てを強く勧められ、断ることができずに購入してしまう。後になって購入したものが、粗悪品であることが判明して、返金を求める際に店側とトラブルになる場合があります。

8. レンタルバイク又はジェットスキーの契約トラブル及び事故

(1) 主な発生場所

リゾート地(サムイ、パタヤ、プーケット島及びパガン島など)

(2) トラブル及び事故の事例

ア レンタル業者にバイク又はジェットスキーを返却する際に「傷を付けた。」、「破損させた。」として高額な修理費を請求され業者との間でトラブルとなります。また、損害保険に加入している業者が少なく、万が一事故を起こした際には高額な修理費の支払いを求められます。ジェットスキー、レンタルバイクをレンタルする際には、必ずレンタル業者立ち会いの上、船体、車体の損傷の有無を確認し、カメラ等がある場合には必ず写真撮影を行い、トラブル発生時の処理方法が記載された契約書面の交付を受けるなど、返却時のトラブルに努めてください。

イ また、当地でのバイクの運転に関しては、有効な運転免許証が必要であり、仮に無免許による事故を起こした場合には保険の適用が受けられず高額な医療負担を強いられ、交通違反による罰金等の処罰を受ける場合もあります。

(問い合わせ先等)

○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002
FAX :(66-2)207-8511