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タイ北部チェンライ県は、メーサイ郡を流れるサーイ川でヒ素と鉛が基準値を大幅に上回って検出されたことを受け、周辺住民に川の水を直接利用したり、水生生物を食べたりしないよう呼びかけています。ヒ素は最大で基準値の約28倍、鉛は5倍を超える濃度が確認されました。Thai PBSなどが2026年10月4日に伝えました。
今回の警告対象となっているのは、チェンライ県メーサイ郡のメーサイ、ポンパー、シームアンチュム、ウィアンパーンカム、コーチャーンの5地区です。
8月3日から7日に実施された第22回水質調査では、サーイ川の3か所すべてでヒ素と鉛が基準値を上回りました。
バーン・フアファイではヒ素が1リットル当たり0.284ミリグラム検出され、基準値の0.01ミリグラムに対して約28.4倍となりました。鉛も同地点で0.266ミリグラム検出され、基準値0.05ミリグラムの5倍を超えています。
また、第2タイ・ミャンマー友好橋付近ではヒ素0.208ミリグラム、鉛0.193ミリグラム、バーン・パーサーンガームではヒ素0.184ミリグラム、鉛0.176ミリグラムが検出されました。
チェンライ県は、水質汚染による健康リスクを抑えるため、サーイ川の水を飲料、調理、製氷、食品加工、食器洗浄などに直接利用しないよう要請。また、影響が確認されている地域では魚やエビ、貝などの水生生物を捕獲して食べることも避けるよう呼びかけています。
タイ保健省衛生局も、サーイ川の水を直接飲んだり、料理や野菜の洗浄、入浴などに使用したりすることを避けるよう勧告しています。一方、メーサイ、チェンセーン、ウィアンチェンルン各郡にある38の村落給水システムについては、地下水を水源としており、ヒ素について基準を満たしていることが確認されたとしています。
チェンライ県では今後、水質や土壌、農産物、水生生物などへの影響を継続的に調査するとともに、サーイ川、ルアック川、メコン川などに24時間稼働する自動水質監視システムを整備する計画です。
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