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バンコクの遊園地兼ウォーターパーク「サイアム・アメージング・パーク(Siam Amazing Park)」が、2026年9月の洪水で大きな被害を受け、再建に必要な資金を確保できない場合には約100億バーツでの売却も選択肢としていることが、10月3日までにタイの複数メディアで報じられました。Bangkok PostやThansettakijなどが、創業者らの発言として伝えています。
サイアム・アメージング・パークは、今回の洪水で園内のほぼ全域が浸水するなど、開園から46年で最も深刻な被害を受けました。
報道によると、創業者で会長のチャイワット・ルアンアモーンラート氏は、再建のための資金を確保できず、政府や金融機関からの支援も得られない場合には、事業継続が難しくなるとの考えを示しました。
同氏は、サイアム・アメージング・パークの土地について約100億バーツでの売却を検討する考えも示したと報じられています。
土地面積については報道によって約220ライと約250ライの記述があり、サイアム・パーク・シティ・グループのウティチャイ・ルアンアモーンラート最高経営責任者(CEO)は、約250ライの土地を100億バーツで売却する用意があり、遊具は売却対象に含まれないと説明したと伝えられています。
現時点で売却が決定したわけではなく、再建資金を確保するための選択肢の一つとして示されたものです。
報道によると、復旧に必要な初期費用は約1億バーツとみられています。
園内の遊具の多くは欧州から輸入されたもので、安全基準を維持するにはメーカー側の技術者による点検や認証が必要になるとされています。
海外から技術者を多数招いた場合には費用が最大3億バーツ程度に達する可能性があるため、同園側はメーカーから責任者クラスの技術者3~4人を派遣してもらい、現地スタッフとともに復旧作業を進める案を協議していると報じられています。
交渉がまとまり資金も確保できれば約3カ月での復旧を目指しますが、自力での対応になった場合には約6カ月かかる可能性があるとされています。
同園は9月30日時点で約6カ月間の休園を発表し、2027年4月のソンクラーン前の再開を目標としていました。
サイアム・アメージング・パーク側は寄付を募るのではなく、年間パスを特別価格1,000バーツで販売し、その収益を復旧費用に充てる計画も示したと報じられています。
サイアム・アメージング・パークは1980年に開園。長年「スアン・サイアム」の名称でも親しまれてきた、バンコクを代表する大型遊園地の一つです。
今回の洪水では遊園地だけでなく、園内で飼育されていたホッグディアにも被害が出ており、タイ国立公園・野生動植物局などが救出活動を行いました。
※出典
Bangkok Post
Thansettakij
The Nation
Khaosod English
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