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タイ政府住宅銀行(GHB)傘下の不動産情報センター(REIC)は2026年9月11日、2026年第2四半期(4~6月)に外国人へ所有権が移転したコンドミニアムが3,292戸となり、前年同期比1.4%増加したと発表しました。移転金額は148億300万バーツで20.2%増となりました。一方、2026年上半期全体では6,533戸で前年同期比8.8%減少しています。
REICがタイ土地局のデータを集計・分析したところ、2026年第2四半期の外国人へのコンドミニアム所有権移転は3,292戸で、前年同期の3,248戸から1.4%増加しました。
移転金額は148億300万バーツで前年同期比20.2%増、移転されたコンドミニアムの総床面積は14万5,140平方メートルで8.1%増となりました。
外国人への移転がタイ国内のコンドミニアム所有権移転全体に占める割合は、戸数ベースで10.2%、金額ベースで20.0%でした。
2026年1~6月の上半期では、外国人へのコンドミニアム所有権移転は6,533戸となり、前年同期比8.8%減少しました。移転金額は282億6,700万バーツで1.5%減となっています。
上半期のタイ全国のコンドミニアム所有権移転は5万6,041戸で、外国人の割合は11.7%。金額では全体の1,304億800万バーツに対し、外国人は21.7%を占めました。
REICは、上半期に外国人への移転が減少した背景として、タイ国内と世界経済の減速により、一部の外国人が不動産の購入や投資判断を先送りしたことが影響したと分析しています。
国籍別では、中国人が引き続き戸数、金額ともに最多となりました。2026年上半期の中国人への移転は1,813戸、68億7,400万バーツ。ただし前年同期比では戸数が23.8%減、金額が27.7%減となっています。
一方、ロシア人は842戸、36億300万バーツで2位となり、戸数は前年同期比50.4%増、金額は75.9%増と大幅に伸びました。
3位はミャンマー人で641戸、24億5,700万バーツ。以下、米国、台湾、フランス、英国、ドイツ、オーストラリア、インドの順となっています。
オーストラリア人も185戸で前年同期比63.7%増、金額は8億1,400万バーツで61.0%増となり、大きな伸びを記録しました。
2026年上半期に外国人へ所有権が移転したコンドミニアムの平均金額は1戸あたり430万バーツ、平均面積は43.9平方メートルで、1平方メートルあたりの平均価格は約9万8,566バーツでした。
上位10カ国の中で1戸あたりの平均金額が最も高かったのは米国人で660万バーツ。平均面積が最も大きかったのはインド人で72.1平方メートルでした。
第2四半期だけを見ると、外国人へのコンドミニアム所有権移転は戸数、金額とも前年同期を上回りました。一方、上半期全体では前年を下回っており、中国人需要が減少する中、ロシア人やオーストラリア人による購入の伸びが目立っています。
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