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タイ、インド人旅行者の30日間ビザ免除を重視 結婚式需要取り込みで2027年270万人目標

2026年8月13日 配信

タイ政府が、インド人旅行者に対する30日間のビザ免除を重視しています。スラサック・パンチャルーンウォラクン観光・スポーツ相は2026年8月13日、特にタイで結婚式を行うインド人旅行者にとって十分な滞在期間が必要だとして、30日間の滞在を認めることの重要性を説明しました。タイは2027年にインド人旅行者270万人の誘致を目指しています。

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タイではこれまで、93カ国・地域を対象に最大60日間のビザ免除措置を実施していましたが、政府は制度を見直し、国・地域ごとに30日間のビザ免除、15日間のビザ免除、到着時ビザ(VOA)に整理する新たな枠組みを承認しました。

タイ政府の2026年7月14日の公式発表では、インドを含む59カ国・地域を最大30日間のビザ免除対象とする方針が示されています。

インドについては、経済、貿易、投資、国際関係での重要性に加え、旅行者の滞在実態などを考慮し、30日間のビザ免除対象に含めました。インド人旅行者の平均滞在期間は1回の旅行につき約7.17日とされています。

スラサック観光・スポーツ相は7月15日に開かれた官民合同会議でも、インド人旅行者について30日間の滞在を認める方針を説明。旅行行動に対応するとともに、質の高い観光市場の成長につなげる考えを示していました。

今回、改めて注目されているのが、インド人旅行者による結婚式需要です。

The Nationによると、スラサック観光・スポーツ相は、インド人の結婚式グループでは準備や式典、関連イベントなどで比較的長く滞在することがあり、15日間では短すぎるとの認識を示しました。30日間の滞在を可能にすることで、こうした旅行者が日程を組みやすくなり、タイ国内での消費拡大にもつながるとしています。

タイにとってインドは急成長する重要な観光市場です。2025年には約248万人のインド人旅行者がタイを訪れ、観光収入は約904億2,500万バーツに達しました。2026年は約255万人、2027年には前年比約5.8%増となる270万人を目標としています。

航空路線の拡大もインド市場の成長を後押ししています。TATニューデリー事務所の管轄地域では、インド9都市とバンコク、クラビ、プーケットを結ぶ直行便が運航され、週144便、3万2,000席以上が提供されているとThe Nationは伝えています。

一方、ビザ制度については注意が必要です。タイ国政府観光庁(TAT)は7月16日の公式発表で、新制度に関する内務省の告示は官報掲載待ちで、官報掲載から15日後に発効すると説明しています。実際にタイへ渡航する際には、最新の入国条件をタイ当局などで確認する必要があります。

タイ政府は一般的な観光に加え、結婚式や家族旅行など幅広い需要を取り込むことで、インド市場からの観光収入拡大を狙います。2027年のインド人旅行者270万人という目標に向け、30日間のビザ免除を重要な施策の一つと位置づけています。

※出典
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