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抗生物質が効かない耐性菌、タイで深刻化 政府が「One Health」で監視強化

2026年5月11日 配信

タイ政府は2026年5月9日、抗菌薬が効きにくい薬剤耐性菌の増加が深刻化しているとして、人・動物・環境を一体で管理する「One Health」の考え方に基づき、全国的な監視体制を継続・強化すると発表しました。タイ政府が同日、明らかにしています。

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タイ保健省医科学局は、全国77県の141病院と連携し、薬剤耐性菌の検査室監視を継続的に実施しています。過去10年、2015年から2025年までのデータによると、アシネトバクター・カルコアセチカス・バウマニ複合体では、「最後の選択肢」とされるカルバペネム系抗菌薬への耐性率が70%を超え、さらに上昇傾向にあることが確認されました。これにより、この菌に感染した患者が、治療薬の選択肢を失うリスクに直面する可能性があるとしています。

また、クレブシエラ・ニューモニエについても、カルバペネム系抗菌薬への耐性が近年増加しているほか、幅広い細菌感染症の治療に使われる第三世代セファロスポリン系抗菌薬への耐性率が35〜45%に達しています。政府は、今後、重い感染症の治療に影響を及ぼす恐れがあると警戒しています。

一方、大腸菌については、カルバペネム系抗菌薬への耐性率は他の菌と比べて低いものの、セフトリアキソンやセフォタキシムなど第三世代セファロスポリン系抗菌薬への耐性が比較的高い水準で続いています。タイ政府は、薬剤耐性菌の問題が病院内や医療機関だけにとどまらず、地域社会にも広がり始めていることを示していると説明しました。

政府は国民に対し、抗生物質は医師の指示に従って最後まで服用するよう呼びかけています。症状が改善しても自己判断で服用を中止しないこと、抗生物質を自分で購入して飲まないこと、他人に分け与えないことも強調しました。

また、抗生物質の適正使用、感染予防と管理、検査室での監視体制の強化に加え、人・動物・環境の健康を一体的に捉える「One Health」のもとで、薬剤耐性菌の増加を抑えるための啓発と対策を進める方針です。保健省医科学局は、全国の検査機関ネットワークと連携し、今後も継続的な監視を行い、タイの公衆衛生政策と対策に活用していくとしています。

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