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日本政府は、日本国旅券(パスポート)の申請手数料について、10年用を現行より7000円引き下げ、およそ9000円とする方向で調整に入りました。NHKが2025年12月17日に報じました。
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現在のパスポート申請手数料は、書面申請とオンライン申請で400円の差があり、10年用はおよそ1万6000円、5年用は12歳以上でおよそ1万1000円、12歳未満でおよそ6000円となっています。

これに対し政府は、10年用を大幅に引き下げるとともに、5年用については18歳未満を対象に一律およそ4500円とする方向で検討しています。一方、18歳以上を対象とした5年用パスポートは廃止する方針です。
政府・与党は、「出国税」の引き上げを検討しており、パスポート申請手数料を引き下げることで、日本人が海外へ渡航する際の負担軽減を図りたい考えとのことです。
一方で、外国人向けのビザ発給手数料については、約50年にわたり据え置かれてきた水準を見直し、欧米諸国並みに引き上げる方針とのこと。通常の短期滞在ビザについては、現在の3000円から1万5000円とする案が検討されています。
政府は今後、与党との調整を経たうえで、来年の通常国会で必要な法改正などを行い、2026年7月からの実施を目指すとしています。
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