高速道路で“税逃れ飲料”を検挙、貨物に紛れて運搬か

タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年11月6日、高速道路の検問で未納税の飲料を積んでいた車両を摘発したと発表しました。押収された商品は特定ブランドの飲料で、税金が支払われていない状態のもの。推定額は10万バーツを超えるとみられます。

事件が起きたのはパッタルン県の国道4号線。警察と税務当局が取り締まりのために検問を設置し、事前情報で特定の車両をマークしていました。確認された車両を停止させ、荷台を調べたところ、一般貨物に紛れるように未納税飲料が積まれていたことが発覚しました。

運転手の男は「報酬を受けて運搬していた」と認め、税が未払いであることも認識していたと説明。警察は飲料をすべて押収し、男を拘束。税務当局へ引き渡して法的手続きが進められます。

CIBは、今後も高速道路での税逃れ品の取り締まりを強化するとしており、不正流通の封じ込みに注力する方針です。