タイ・カオヤイがアジア農村観光地ランキング2位に、富士河口湖は4位

デジタル旅行プラットフォームのアゴダは、アジアの農村観光地ランキングを発表しました。マレーシアの「キャメロン・ハイランド」が1位を獲得し、タイの「カオヤイ」が2位、インドネシアの「プンチャック」が3位に選ばれました。

今回のランキングは、アゴダの宿泊検索データ（2025年2月15日から8月15日まで、人口5万人未満の地域を対象）をもとに作成されたものです。上位8か所には、日本の「富士河口湖」、台湾の「墾丁（ケンティン）」、ベトナムの「サパ」、インドの「ムンナル」、韓国の「平昌郡（ピョンチャン）」も含まれています。

山間部や高原に位置する農村観光地は、都市の喧騒から離れて自然や文化に触れられる場所として、旅行者の人気が高まっています。

■ 上位に入った観光地の特徴

・キャメロン・ハイランド（マレーシア）：冷涼な気候と広大な茶畑で知られる。

・カオヤイ（タイ）：タイ最古の国立公園がある自然豊かな地域。野生動物観察や滝巡りが楽しめる。

・プンチャック（インドネシア）：西ジャワの山岳地帯。ハイキングやパラグライダーの拠点として人気。

・富士河口湖（日本）：富士山の景観が魅力。温泉や祭りも楽しめる。

・墾丁（台湾）：海岸と国立公園で有名。マリンスポーツが盛ん。

・サパ（ベトナム）：棚田の景観と山岳民族の文化が特色。

・ムンナル（インド）：紅茶の名産地。自然に囲まれた高原リゾート。

・平昌郡（韓国）：冬季五輪開催地。スキーや四季折々の景観が魅力。

アゴダによると、カオヤイはタイ国内外の旅行者にとって「自然とリラックスした時間を楽しめる場所」として人気を集めており、今後も高原観光地の需要がさらに高まるとみられています。