タイ商務相、ミシュラン一つ星食堂「ジェイ・ファイ」の「高額すぎるカニオムレツ」疑惑を調査指示

タイ商務省のチャトゥポン・ブルスパット商務相は2025年8月18日、バンコクにあるミシュラン一つ星の有名食堂「ジェイ・ファイ（Jay Fai）」での価格表示をめぐる疑惑について、内部取引局（DIT）に調査を指示しました。

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発端はユーチューバーのPeachiiさんがSNSに投稿した内容。メニューにはカニ肉オムレツが1,500バーツと記載されていたにもかかわらず、会計時には4,000バーツ請求されたと訴え、投稿は瞬く間に拡散しました。

Peachiiさんによると、注文時に特別な食材を指定したわけではなく、メニューには1種類しかなく価格変更の案内もなかったとのこと。店側は「上質なカニ肉を使用したため」と説明しましたが、事前に確認や選択の機会がなかったことに疑問を呈しました。

チャトゥポン商務相は「表示価格と請求額が一致しなければ、消費者は信頼を失う。商取引の持続性のためにも透明性が必要だ」と強調しました。

この件はSNS上でも大きな議論を呼び、「顧客に事前説明すべきだ」との批判や、「そもそもカニ肉オムレツが数千バーツすること自体が理解できない」との声も上がっています。

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