「バンコクアリーナ」誕生へ、バンコク東部で収容1万8000人～2028年開業予定

米国のイベント運営大手AEGと、タイの大手商業施設運営会社「ザ・モールグループ」が提携し、バンコク東部の大型商業施設「バンコクモール（Bangkok Mall）」内に建設される、収容1万8000席の多目的施設「バンコクアリーナ（BANGKOK ARENA）」の計画の詳細が明らかになりました。開業は2028年を予定しています。

バンコクアリーナは、スポーツ、コンサート、世界規模のコンテストや文化イベントなど、多様な催しに対応できる最新鋭の屋内施設となります。施設はモールの駐車棟上部に設けられ、巨大なルーフトッププラザを介してモールと直結。訪れる人々が快適に行き来できる設計が採用されます。

バンコクモールは、延床面積約100万平方メートルを誇る東南アジア最大級の商業施設として開発が進行中です。商業エリアに加え、ホテル、オフィス、長期滞在型住宅、レストラン、娯楽施設、水族館、会議場、遊園地などを併設する複合型プロジェクトで、総事業費は約500億バーツ。第1期の開業は2027年を予定しています。

バンコクアリーナの完成により、バンナー地区は大規模イベントの開催地としての存在感を高め、観光やビジネス面での地域活性化も期待されています。