バンコク・スワンナプーム空港、就航航空会社数で世界1位～成田空港もトップ10入り

タイのスワンナプーム空港が、単一空港で就航している航空会社数で世界第1位となったことが明らかになりました。ランキングを発表したのは地理・統計関連サイト「Brilliant Maps」で、同空港には現在113社の航空会社が乗り入れています。2025年7月23日にタイ政府メディアNNTが伝えています。

ランキングでは、スワンナプームに続き、パリのシャルル・ド・ゴール空港（105社）、ドバイ国際空港（97社）、イスタンブール空港（93社）、ローマ・フィウミチーノ空港（92社）が上位を占めました。このほか、ミラノ・マルペンサ、上海・浦東、成田、シンガポール・チャンギ、フランクフルトの各空港もトップ10に名を連ねています。

タイ政府は今回の快挙について、空港インフラの近代化と拡張に取り組んできた成果だと強調。スワンナプーム空港では、安全性や利便性の向上、技術革新に重点を置いた整備が進められ、航空会社との連携強化や、乗客の満足度向上にもつながっているとしています。

さらに、スワンナプーム空港は世界の空港ランキングでも58位から39位へと大きくランクアップ。現在進行中のターミナル拡張や運用面の改善を通じて、今後5年以内に世界トップ20入りを目指す方針です。