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タイ首相、世界最悪料理に「慣れてないから」「外国人には強烈」
人気の食の情報サイト「TasteAtlas」は2024年3月に「世界で最悪の評価を受けた料理 100選（100 Worst Rated FOODS in the World）」ランキングを更新し、タイ南部の魚の旨味たっぷりのピリ辛スープスープ「ゲーンタイプラー（แกงไตปลา）」を最悪1位に選出しました。
ゲーンタイプラーが世界最悪料理に選ばれたことはタイのメディアでも大きく報じられ、セター・タビシン首相の耳にも届いたようです。
The Nation Thailandによると首相は「私は辛くて濃厚なゲーンタイプラーが大好きだ。薄くて辛くなかったらそれはゲーンタイプラーではない」と述べ「人によって食べ物の好みは異なり、外国人にもタイ料理を好き嫌いする権利がある」と続けました。また「ゲーンタイプラーの味は外国人にとって強烈すぎるかもしれない」とも話しています。さらに「彼らはおそらく慣れていないのでしょう」と付け加えました。あの強烈なゲーンタイプラーは慣れればクセになるスープで、記事を読んで写真を見ながら「ゲーンタイプラーが食べたくなった」と思っている外国人も多いでしょう。
首相は「政府はソフトパワーとしてタイ料理を推進しているが、特定の料理が外国人に嫌われる可能性は否定できない」と述べました。
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