ピピ島に取り残された外国人観光客は274人

COVID-19インフォメーションセンターより

美しい海が広がるタイ南部のアンダマン海に浮かぶリゾートアイランド・ピピ島。映画「ザ・ビーチ」の舞台になったことで、世界中から観光客が集まる人気の島になりました。

そんなピピ島では新型コロナウイルスの感染拡大により、現在も274人の外国人観光客が足止めされています。中には予定外に滞在期間が伸びたことで、資金が足りなくなった人々も少なくないようです。

ピピ島の地元住人たちは、そんな外国人観光客に食事や宿泊場所、マスクや医療を無料提供してきました。それに対して外国人観光客は、地元住人のおもてなしの心に感謝し、プラカードを掲げるなどしてメッセージを伝えています。新型コロナウイルスの収束後、きっと彼らはお礼の意味も込めてピピ島に再び戻ってくるのでしょう。

なおタイ湾のサムイ島・パンガン島・タオ島といったリゾートアイランドには、現在も1万人の外国人観光客が足止めされています。

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