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賄賂は「伝統」?バンコクで警官がバス運転手から不当な料金を要求

2019年04月19日

タイで自動車に乗っていると、警察の検問に会うことがあります。知らずに違反をしていて罰金を取られるかもしれないので、警察の横を通るときはドキドキです。時々実際に停められて、違反を指摘されるということもあるのですが、こういう時に「伝統」は行われるようです。



タイの交通違反と罰金というのはだいたい500バーツとか1,000バーツだったでしょうか。高いし、警察署に支払いに行くにも手間だし面倒です。そんな時に、違反を指摘した警察官にその場で100バーツか200バーツかを支払って、解放してもらうのが「伝統」です。早い話が賄賂ですね。運転手は「安く済んでラッキーだった」と思っているかもしれません。

パタヤ日本人会PJAニュースがバンコクポストを引用して、バンコクでバスの運転手が、警察官から不当な支払いを要求されたというニュースを伝えています。

バンコク)警官がバス運転手から「伝統的な」駐車料金を要求(動画付き)|PJA NEWS

今週水曜の2019年4月17日の朝、タイのバンコクの新しいモーチットのバスターミナルの外の路上で、バスの運転手は許可された場所に乗客を降ろす為に停車した所、警官がやってきて「駐車料金」として100バーツを要求されました。

その様子を運転手は動画に撮影していました、その動画は、Bangkok Postの記事で見る事が出来ます。

動画の中で、警官は「駐車料金だ、早く払うように。これは伝統だ。」と要求してきます。運転手が「いくらですか?」と聞くと、警官は100バーツだとして、伝統だと繰り返してきました。

バスの運転手は、ここは公共の場所で、バスが乗客の乗降の為に無料で停められると指定されている場所であることを説明して、駐車料金の支払いを拒否しました。

すると警官は要求を引き下げました。バスの運転手は警官に「あなたの言っている事は間違っている、私は一晩中、その100バーツのために働いているのですよ。」と話すと、警官は「行け、行け!」と話していました。

先に挙げた例は違反に対しての支払いでしたが、今回のニュースは違反も何もないところで支払いを求めています。要は詐欺のようなもの。運転手も警官も特をする(?)前者の例に対し、警官だけが得をする後者のニュース。当然今どきはSNSに投稿されることになります。

 

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