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タイなどアジア5カ国における食の実態、醤油&ワサビがダントツ人気

2018年8月20日 配信

タイなどアジア5カ国における食の実態、醤油&ワサビがダントツ人気

日本好きコミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communicationsは2018年8月20日、タイ・香港・インドネシア・マレーシア・台湾のアジア5カ国で行った食の実態を調査の結果を発表しました。

【調査概要】
調査方法 : 各国FUN! JAPAN会員へのオンラインアンケート
調査時期 : 2018年3月15日~2018年7月17日(公開日:2018年8月20日)
サンプル数 : 3,524



■ 知っている日本の調味料は?(複数回答)

日本の調味料は数多くのものが出回っており、特に醤油は家庭にもある一般的な調味料です。そのことが今回の調査にも表れており、アジア5カ国の結果では、醤油、ワサビ、味噌の順で上位を占めました。

醤油といえばキッコーマンです。1950年代にアメリカに進出し、アジアでは80年代から展開を始めました。アジアの拠点としたのはシンガポールで、高温多湿な場所での醤油醸造に成功。日本の食文化を伝えることにも注力し、早くから米、味噌、海苔、酢など多様な食材も扱っているそうです。この功績は大きいのではないでしょうか。(キッコーマンホームページより)

刺身や寿司の人気は衰えないので、ワサビと醤油の認知度が高いのは当然かもしれません。本来、ワサビは薬味ですが、日本の家庭でも寝茎をすりおろして使うことはほとんどなく、ワサビ調味料を冷蔵庫に常備していることが多いはず。ショウガもチューブの調味料がありますが、アジア5カ国の40〜50%の人が知っていると答えています。

台湾と香港では、味噌が1位という結果でした。マルコメが、アジア5カ国に味噌を輸出しており、日本食レストランはもちろん、スーパーでも販売されています。私たち日本人は、味噌というと味噌汁を真っ先に思い浮かべますが、香港では味噌ラーメンが人気。台湾では、スーパーで日本の味噌を購入し、味噌汁を作る家庭もあるようです。(マルコメホームページより)
最近はイスラム教徒に対応したハラール認証を取得して、さらなる開拓に務める企業も出てきているようです。

■食べたことがある日本の調味料は?(複数回答)

「食べたことがある日本の調味料は?」という質問は、家庭での使用だけでなく、レストランや屋台など外食も含まれます。インドネシア以外の国々は、醤油、ワサビ、味噌が上位に。日本料理レストランで刺身や寿司を食べれば、醤油やワサビは当たり前のように出てきますし、セットメニューを注文すれば味噌汁も付いてくるでしょう。

インドネシアを見てみると、醤油が1位ですが、2位が味の素、3位がマヨネーズになっています。実際、味の素は早くから世界に進出しており、インドネシアはもちろん、タイ、マレーシア、台湾に現地法人があります。味の素のホームページをみると、ニュースレターも英語・中国語・インドネシア語・タイ語などアジア地域の言語での発信もあります。また、各国のホームページにはレシピも紹介され、動画レシピが掲載されている場合もあります。(味の素ホームページより)

日本でもメジャーな調味料の認知度が高いことは想像できるものの、そんな中、目を引くのは、「柚子胡椒」の健闘ぶり。九州が発祥の地と言われ、日本でも2000年代から広まったもので柚子胡椒を常備している家庭はそう多くはないはず。しかし、香港では61%の人が、台湾では48%が「食べたことがある」と答えています。福岡市の食品メーカーが、柚子胡椒を液状にした製品を開発しており、アジアでは香港、台湾、タイなどに輸出しているそうです。日本でもまだ一般的とはいえない柚子胡椒、新しもの好きの香港・台湾の人には響いたのかもしれません。

■ 好きな日本の調味料は?(複数回答)

インドネシア以外の4カ国は、好きな調味料も醤油、味噌、ワサビが上位を占めました。

マヨネーズが各国に一定の人気があるようですが、アセアンに進出しているキューピーの調味料は、ハラール認証を取得しており、ムスリム向けにも販売しています。
さらに、キューピーでは、インドネシアであまり食べる機会のなかったサラダの需要を創出したり、各国の料理に合った商品も提案しています。(キューピーホームページより)

株式会社Fun Japan Communications 
https://fj-com.co.jp/

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