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タイ中部で豚の腸8.5トンを押収、出所不明の原料をオンライン販売やソーセージ店に供給

2026年10月27日 配信

タイ中央捜査局(CIB)は2026年10月26日、タイ中部ピチット県タップクロー郡で豚の腸を保管・加工していた施設を調査し、出所を証明できない豚の腸8,550キロを押収したと発表しました。これらはオンラインで販売されるほか、ソーセージ製造店にも供給されていたということです。



今回の調査は、10月19日にバンコク都バーンクンティアン区サメーダム地区で行われた、塩漬け豚腸を保管する倉庫への立ち入り調査を受けたものです。警察が仕入れ先や流通経路を追跡したところ、ピチット県タップクロー郡カオサーイ地区の施設とのつながりが判明しました。

消費者保護警察(ปคบ.)はピチット県の家畜検疫当局と合同で施設を調査。住宅裏のスペースが豚の腸の保管場所として使用され、洗浄、塩漬け、袋詰めなどの作業が行われていたことが確認されました。

袋詰めされた豚の腸はオンラインで販売されていたほか、ソーセージ製造店にも出荷され、一般消費者向けの食品に使用されていたとみられています。また、警察は施設内の保管状況や作業環境が衛生基準を満たしていなかったとしています。

現場では豚の腸が入ったドラム缶57本が見つかり、総重量は8,550キロ、評価額は85万5,000バーツに上りました。

これらの豚の腸について、施設側は動物の死体・畜産物の移動に必要な許可証や、仕入れ元を証明する書類を提示できませんでした。初期調査では、一部が中国から輸入されたものであることも判明しています。

警察はすべての商品を差し押さえ、所有者に関連書類の提出を求めています。また、家畜伝染病法に基づく無許可での県境を越えた畜産物の移動や、関税法違反の疑いについて証拠を収集し、捜査を進めています。

なお、家畜伝染病法の違反については、最高1年の禁錮または2万バーツ以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります。

※出典
タイ中央捜査局(CIB)