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「若いトラ」プラーチーンブリー県パーラックサラッドダイに出現

2025年12月7日 配信

©タイ国立公園野生生物保全局

自然な行動と確認 住民に注意喚起も「過度な心配は不要」

タイ国立公園・野生動植物保全局(DNP)は2025年12月6日、プラーチーンブリー県のタップラナーン国立公園内 パーラック・サラッドダイ(ผารักษ์สลัดได) で若いトラが目撃された件について、自然の習性による移動であると発表し、地域住民に注意を呼びかけました。

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ドンパヤーイェン-カオヤイ野生動物研究ステーションが画像を分析したところ、確認されたのは生後約2年のオスのトラで、同公園ラムプラング周辺に生息するメストラ(識別コード:TLT-106F)の子であることが分かりました。

研究ステーションの担当者は「若いオスが成長すると、新しい縄張りを求めて広範囲を移動するのが自然な行動であり、今回の出現もその一例です」と説明しています。

現在、研究ステーションとタップラナーン国立公園は連携し、周辺地域での監視体制を強化。住民に対しては落ち着いて行動するよう促しつつ、「トラは通常、自然に森へ戻るため過度な心配は不要」と呼びかけています。

「深い森へ必要以上に立ち入らず、万が一トラを目撃した際は近づかずに速やかに通報してほしい」と注意喚起しています。

今回の若いトラの出現は、地域の森林生態系が健全に保たれている証拠であり、トラ保護の取り組みが成果を挙げていることを示す好ましい兆候でもあります。今後も住民と野生動物双方の安全を確保しながら、状況を継続して見守る方針です。

 

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