タイ短編映画「Crazy Lotus（บัวบ้า）」が第53回ロッテルダム国際映画祭で受賞

2024年02月01日

タイの短編映画「Crazy Lotus（タイ題はบัวบ้า）」が、オランダで開催された第53回ロッテルダム国際映画祭（IFFR）でTiger Short Awardsを受賞しました。タイ国営メディアNNTが2024年1月31日に伝えています。

タイ文化省セームサック・ポンパーニット大臣は、「Crazy Lotus」の受賞はタイの映画界の才能を世界舞台で促進するための政府による広範な取り組みの一環であると述べました。

Naween Noppakun監督の「Crazy Lotus」は、デジタル環境と現実の間の境界線がますます曖昧になっている世界を舞台にした物語を提示し、魅力的かつ恐ろしい現実逃避とテクノロジーの二面性のテーマを探求しています。

タイ文化省はソフトパワー委員会と連携し、Naween Noppakun監督のプロジェクトへの投資機会を求めるため、2020年にドイツで開催された第70回ベルリン国際映画祭への参加に資金を提供するなど、この映画と監督を積極的に支援しています。

この勢いに乗って、タイ国家ソフトパワー戦略委員会は最近、タイの映画製作者がさらに3つの国際映画祭（2024年1月のロッテルダム国際映画祭、2024年2月のベルリン国際映画祭、2024年3月の大阪アジアン映画祭）に参加するための予算支援を割り当てることを決定しました。

この取り組みは、高品質のタイの映画やドラマシリーズ、ドキュメンタリー、アニメーションの制作を促進し、タイのクリエイターが世界中の観客と関わるためのプラットフォームを提供し、タイを世界の映画産業の主要プレーヤーとしてさらに確立します。

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