タイで合法化された大麻を飛行機に持ち込めるか？

タイでは2022年6月9日より、大麻が麻薬リストから削除されて合法化されました。ただし、THC含有量が重量の0.2％を超える大麻の抽出物は引き続き麻薬リストに残り、違法です。

タイのメディアThe Thaigerは2022年9月28日、「合法化された大麻を飛行機に持ち込めるか？」という疑問に回答しています。

国際線への大麻の持ち込み

まず、言うまでもありませんが、国際線に大麻を持ち込むことは無謀そのもの。目的地の国や経由地で大麻が違法ならば、到着した時点で逮捕される可能性が高いでしょう。絶対に持ち込んではいけません。大麻を持って国境を超えることは「私を捕まえてください」と言っているようなものでしょう。

タイの各国の大使館や各国のタイ大使館も、タイから大麻を運ばないように注意を呼びかけています。

つづいて国内線への大麻の持ち込みは、大麻は合法化されているため当然可能になりますが、注意も必要なようです。

The Thaigerがタイ空港公社（AOT）に問い合わせをした結果、以下のような回答を得たとThe Thaigerは伝えています。

20歳以上の乗客は、タイ国内線に大麻を持ち込むことができます。ただしセキュリティでの遅延を裂けるために、大麻及び大麻製品は受託手荷物に入れることを、タイ空港公社は強く勧めています。

機内持ち込みも可能な可能性はありますが、麻薬取締局（ONCB）の係官の判断に委ねられ、保安検査で大幅に遅れる可能性があるそうです。

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以上、タイ国内線で大麻を運ぶことは可能とのことでした。国際線は不可です。