非番の酒酔い警察官、トラックから下りて路上で発砲

バンコクのタクシー運転手トンチャイさん（42歳）が、非番の警察官との間で起きた事件について、警察に苦情を申し立てました。

事件が発生したのが、2022年9月26日のバンコク・ラプラオ区のプラディトマヌタム通りの路上。

トンチャイさんによると、危険な運転をしていたピックアップトラックの男性と口論になりました。そのときトンチャイさんは、ピックアップトラック内に「調査コークラーム警察署」と書かれた警察のコートを見つけ、相手が警察官だとわかったのです。さらに、相手が酔っていることに気づき、助手席にある酒のボトルが目に入ったのだとか。そして男性が発砲したことで、その場を去りました。

トンチャイさんは夜9時、仲間のタクシー運転手20人とともに 、コークラーム警察署に苦情を申し立てました。タクシー運転手らは皆、男が復習してくると信じていたのです。

 トンチャイさんは事件について「彼が警察官だと知ってから、怖くなりました。私はコークラーム警察署の近辺に住み、仕事をしています。一人で告発する勇気はありませんでした。だから友人に応援を頼んだんです。」

コークラーム警察署は苦情を受け取り、この事件を調査すると言いました。しかし、この男性が警察官であるかは認めていないとのことです。

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