タイのインスタントラーメン、2022年5月から値上げへ

タイプレジデントフーズ社（Thai President Foods PCL）が、製造・販売するインスタントラーメン「マーマー（มาม่า）」の価格を2022年5月から調整すると、取引先や小売業者に通知していると明かされました。4月28日の各報道が伝えています。

同社によると、値上げになるのは「マーマー」袋麺のトムヤム味や豚ミンチ味などの黄色麺の商品。1箱あたり30パック入りがこれまでの143バーツから145バーツに値上げ。180パックはこれまでの858バーツから870バーツに値上げされます。これにより、1パックの小売価格はこれまでの6バーツから6.50～7バーツに上昇することになります。

ただし、白麺とカップ麺の価格は据え置かれます。

同社は値上げの理由として、ここ数年の輸送費、小麦粉やパーム油などの原材料費の高騰を挙げています。

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1972年に1パック2バーツで発売開始された「マーマー」。1997年のトムヤムクン危機（アジア通貨危機）の際に5バーツに値上げ。そして10年後の2007年に、原材料の高騰により6バーツに値上げされました。

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