タイから韓国に覚せい剤を密輸した容疑で韓国人を逮捕、タイには不法入国

©タイ法務省麻薬取締委員会事務局

タイ法務省麻薬取締委員会事務局（Office of the Narcotics Control Board、สำนักงานคณะกรรมการป้องกันและปราบปรามยาเสพติด）は2021年6月10日、覚せい剤の密輸に関与したとして韓国人の男を逮捕しました。

発表によると韓国人の男は、タイから韓国へ覚せい剤4キロが密輸された事件に関与した疑いがあり、麻薬取締委員会事務局の職員が韓国の最高検察庁の職員を伴って韓国人の男が住むノンタブリ・ナコンイントラ通りのコンドミニアムを訪れ、逮捕しました。

韓国人の男のコンドミニアムの部屋を捜索したところ、違法薬物は発見されなかったものの、薬物使用のための道具が発見されました。

なお韓国人の男は、以前もタイで販売目的で覚せい剤を所持した罪で逮捕・起訴されており、2年11ヶ月の懲役が科されました。その後国外退去処分となりましたが、不法な手段でタイに再入国し、電話で違法薬物の取り引きに関与していたとのことです。

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