インドホシガメ95匹をトランクに隠す、出国前の台湾人夫婦をドンムアン空港で逮捕

タイ国立公園・野生動物・植物保全局Facebookページより

インドホシガメは、第18回ワシントン条約締約国会議において附属書が改正されたことで、附属書Ⅰに掲載されることになり、商業目的の国際取引が禁止される種となりました。もちろん密輸をすれば、逮捕されることになります。

タイ国立公園・野生動物・植物保全局のFacebookページによると、バンコク・ドンムアン空港で2019年12月17日午前1時過ぎ、タイ税関当局は、95匹のインドホシガメをスーツケースに詰めて台湾へ持ち出そうとしていた台湾人の夫婦（男38歳、女37歳）を逮捕しました。

2人はタイ・ライオン・エアSL398便で台北へ向かう予定でしたが、搭乗前の保安検査のX線装置でトランクの中から95匹のインドホシガメが発見され、逮捕となりました。

日本では、タイからのコツメカワウソの密輸が問題となっていますが、コツメカワウソもインドホシガメと同様にワシントン条約附属書Ⅰに掲載され、商業目的の国際取引が禁止されました。

関連記事