プーケットで運転席から拳銃を見せた男を逮捕、本物でなくBBガンだった

タイは合法的に簡単に銃が手に入る国。何か喧嘩やトラブルが発生すると、拳銃を取り出して脅し、時には実際に発砲するなんていう事件は珍しくありません。また正月などの目出度い日に、空に向かって拳銃を放つなんていう人も後を経ちません。

そんな中、タイ南部プーケットで、道路を走っている自動車の窓から拳銃を見せた35歳の男が逮捕されました。しかし、それは本物の拳銃でなく、BBガン（BB弾を打つエアガン）でした。

2019年3月22日にSNSに投稿された写真と動画がこちら。

車載カメラで撮影された動画には、追い越した小豆色のフォードの乗用車が、直ぐに左に寄せ、運転手から拳銃を見せていることがわかります。

SNSの投稿が拡散すると、タイ警察は直ちに捜査を開始、翌日23日には男を特定し逮捕しました。しかし男の持っていた銃は本物でなく、BBガンであることがわかったのです。

報道によると、本物の銃でなくBBガンであったため、どのような罪に問われるのか明らかではありませんが、タイ警察は、たとえBBガンであっも他人に危害を加えられることには変わりなく、その罪は本物の銃と同じくらい深刻であると話しています。よって「銃器および弾薬の無断所持」および「銃器および弾薬を許可なく公衆に所持する」罪となる可能性もあるようです。

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