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タイ国王が王女の首相候補を容認せず、親軍政党は違法性を指摘

2019年2月9日 配信

タイの総選挙関連の続報です。2019年2月8日の、ウボンラット王女がタクシン派政党の一つであるタイラクサチャート党(タイ国家維持党)の首相候補となった事を受けて、タイ国王陛下のワチラロンコン国王陛下は年2月8日夜に声明を発表し、これを容認しない考えを示しました。時事通信の時事ドットコムが本日、以下の通り伝えています。

タイ国王、容認せず=王女の首相擁立厳しく|時事ドットコム



タイ国王、容認せず=王女の首相擁立厳しく|時事ドットコム
タイのワチラロンコン国王は8日夜、軍事政権と対立するタクシン元首相派の政党が3月24日に予定される総選挙で、国王の姉のウボンラット王女を首相候補に擁立したことについて、「不適切で違憲」との声明を発表し、容認しない考えを示した。続きはこちら→

また2月8日、親軍政党の一つの人民改革党は王女の首相候補擁立について違法性を指摘し、その審議を求めています。タイ現地大手英字メディアのBangkok Postが以下の通り伝えています。

Pro-military party questions legality of princess’s nomination(親軍政党、王女の擁立の合法性に疑問)|Bangkok Post

報道によると、親軍政党の一つである人民改革党は、タクシン派政党の一つが王女を首相候補に擁立した事について、選挙法に違反する可能性を指摘し、その違法性の審議を選挙管理委員会に求めました。

人民改革党の党首は2019年2月8日(金)に選挙管理委員会へ書面を送り、同書面において、この違法性の審議の結果が判明するまで、王女がタイラクサチャート党の候補となる決定を延期するよう求めています。

人民改革党は、王女の名前をタイラクサチャート党が選挙で使う場合、選挙法の17条に違反すると考えられると指摘しています。選挙において、候補者や政党が君主制を利用する事は禁止されています。

国王陛下の姉にあたられるウボンラット王女は1972年に王室を出られていますが、今でも国王一族の一員であられると同党は主張しています。

上記が、報道されている概要です。

ワチラロンコン国王陛下が声明まで出されるとは、筆者としても意外な展開となりました。昨日タクシン派政党が発表をした時点で、そのような調整は完了しているのだろうと多くの人が思っていたのではないでしょうか。

昨夜の国王陛下からの声明により、違法性の指摘は高まっています。今後は選挙管理委員会でも違法性の検討がされますので、ウボンラット王女がタイラクサチャート党の首相候補となられるかどうかはわかりません。

このように、タイ総選挙は大きなニュースが連続して報道されています。

PJA NEWSでも引き続き、タイの選挙関連ニュースについては続報の予定です。