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タイへの入国、イミグレでチップ（賄賂）禁止を明記
先日、バンコク・ドンムアン空港で発生した、空港警備員による中国人観光客殴打事件。殴られたという中国人観光客の男性の主張によると、入国時にイミグレーションで到着ビザにかかる規定の手数料とは別途の請求があり、それを拒否したためトラブルになったとのこと。（参照 タイ空港警備員が中国人観光客に暴力、タイ政府は謝罪＜動画あり＞）
空港警備員と中国人観光客との揉み合いを撮影した動画がSNSが拡散すると、タイ政府は「いかなる場合でも暴力は許されない」と謝罪。当該の空港警備員は停職となったのです。
2018年10月1日より新たに着任したタイ移民局長官は、この事件を受けて、入国検査の窓口等に「NO TIP PLEASE（チップを渡さないでください）」のステッカーの貼付を指示。到着ビザ取得や入国検査の際に、チップや賄賂などの不要な支払いの必要が無いことを明示しています。なお、タイ＝マレーシア国境では、「NO TIP この国境を通過するために、他の費用はかからない」と書かれたとのこと。これまで到着ビザ取得に際して、代理店などを通してビザ取得手数料2000バーツの他に、余計に300バーツを賄賂として支払うことが度々あった模様。
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