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タイ首相、ラチャプラソン地区の悪徳タクシーの取り締まりを指示

2024年5月2日 配信

セター・タビシン首相は、バンコク・ラチャプラソン地区の「悪徳タクシー(タクシーマフィア)」に対して警察に厳重な対応を指示しました。これらのタクシー運転手はメーターを使用せず、観光客から過剰請求を行っていると報告されています。セター首相は、警察とバンコク都市管理局に対して、「タクシーステッカー」による賄賂問題、特にセントラルワールドショッピングモール前(ラチャダムリ通り)でアイドリングしているタクシーについて調査するよう命じました。タイ国営メディアNNTが2024年5月1日に伝えています。



Facebookグループ「TAXI DRIVER THAILAND」に投稿された写真によると、セントラルワールド前の特別レーンに駐車しているタクシーがあり、これらのタクシーは後部窓にステッカー(既にタイから撤退したISETANのもの)が貼られており、メーターを使用せずに乗客を乗せることを当局が許可しているとされ、観光のイメージに悪影響を及ぼしています。

なお、報道陣が4月30日夕方にセントラルワールドを訪れた際、タクシーが特別レーンに入り定期的に乗客を拾っていましたが、無期限に停車することはなかったとのこと。当局者は、この活動は許可されているとしながらも、警察がショッピングモールと協力して特定のタクシー乗り場と乗客待ち合わせポイントを設定したと述べました。アプリを通じて呼び出された場合、待ち合わせ場所はラチャダムリ通りではなくショップングモールの横に設定されます。

最近、ルンピニ警察署の交通警察は、すべての車両が道路の一番左の車線を使用できることを示す標識を設置しました。この措置は、道路利用者がそれをバスレーンと誤解し、ラッシュアワー時に深刻な交通渋滞を引き起こしていたためです。

さらに、警官はすべての車両が引き続き最左車線を使用できることを確認しましたが、乗客を乗せたり降ろしたりするために停止してはなりません。

ルンピニ警察署はまた、ISETANステッカースキャンダルが影響力のある地元グループに関与しているかどうかを調査したと明らかにしました。現在、特権を持つグループが乗客や観光客を待ち受けて駐車することや、メーターを使用せずに外国人観光客から過剰請求を行うタクシーが存在してはならないと警察署は確認しました。

■Prime Minister Orders Crackdown on “Taxi Mafia” at Ratchaprasong|NNT

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