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第12回「豊かな地球」

2015年09月23日

地球は豊かさに満ちあふれている。

都市から地方、ジャングルから砂漠、南極から北極まで。

物に溢れた都市、東京。今や世界中から届いた食べ物と、ありとあらゆる種類の総菜が並ぶデパ地下。

倉庫が店になったようなアメリカのスーパーマーケットは、長さ20メートルはあろうかという棚に食べ物が並んでいる。

バンコクにも最近カーフルーフという巨大なスーパーがあるのを見て驚いた。

それと同時に、田舎に行くと違った豊かさを見る事が出来る。

山、川、海といった自然と、その中に育つ植物や動物達。

バリに言った時はそこら中にバナナ、ドリアン等が育っていて、スーパーで買う必要がないぐらいだった。

豊かな自然を見て、”豊かすぎて良くない”という方にはまだお目にかかった事がないが、物が溢れて豊かすぎる都会を見て、”物がありすぎて良くない”という方にはよくお目にかかる。

人間も自然の一部であり、人間が作りだした物も結局自然から来ている。

という事は都会も自然の一部。

豊であり、物が溢れていてもいいのではないのか?

何が悪くて何が良いのだろうか?

物が溢れているのが悪い事ではなくて、地球のバランスが崩れている事に問題があるのではないのか?

つまり、必要以上に自然とのバランスを崩して豊かになろうとしている人間の傲慢さ。

それを改善しない限り、どんなエコな運動やロハスな生活をしても、限度があるのでは?

たくましく、美味しそうに育っているバナナの実を見て、ふとそう思った。

【2008年10月4日掲載】

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