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第155回 2013年シーズンも佳境を迎えたタイサッカー

2013年10月22日

2013年10月22日 掲載

 2013年シーズンもブリラムユナイテッドの強さが際立っているシーズン、リーグ戦(TPL)では未だ無敗、FAカップとトヨタリーグカップ双方でも決勝進出を決めていて3冠の可能性を色濃く残している。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でもグループリーグを突破しアジアの強豪チーム入りを果たしたように思う。

 今シーズンはシーサケットFCが3節を終えた時点でチーム事情により試合を行なえなくなってしまった。そこで17チームによる32試合により順位を決定されることになった。さらに来シーズンからTPLは20チームにチーム数を増やすことが決定された。

 という事で、降格争いに注目。なんと何故か問題のシーサケットFCはTPLに残留が決定されている。そしてDivision 1からは3チームが昇格する。ということでTPLからは1チームのみが降格する。残り2試合の時点で残留が決定していないチームは以下の通り。

 17位 パタヤ・ユナイテッド (26) ※( )内は30試合消化時点でのポイント
16位 ラチャブリ (26)
15位 TOT SC (28)
14位 チェンライ・ユナイテッド (28)
13位 サムット・ソンクラン (29)
12位 ソンクラ・ユナイテッド (29)
11位 バンコク・ユナイテッド (31)

 1枠の残留がかかった試合では、“審判のジャッジ”に対しサポーターの暴動などが取りざたされ始めている。ピッチ内に簡単にサポーターが入れてしまう整備が行き届いていないスタジアムも存在する。この熱い戦いを生観戦することで“おらが街のチーム”への情熱を注ぐサポーターに触れる等の価値はあるのだが、あまり家族や子供達を連れての観戦はお勧め出来ないかな。

 日本人であるだけで(特に酔っぱらった)サポーターは話しかけてきたり、「写真を一緒に撮らないか」と言ってきたりする。ここに贔屓するチームの勝敗や降格への感情が入って来る訳だ。ちょっと安全面が心配…この時期だけ、タイサッカー観戦を計画されている方は上位対決かカップ戦をチョイスしてみてはいかがだろうか。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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