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第134回 “いとたく”のスーパー姉ちゃん、“いとち”

2013年07月18日

2013年7月18日 掲載

俺には2つ上の姉がいる。旧姓伊藤千恵、通称”いとち”である。彼女は短距離の選手で大学時代には国立霞が関競技場で走ってしまう程の運動神経の持ち主。彼女は小・中学校時代、本当に凄かった。小学校の市内駅伝大会では7人抜きをするは…中学校の運動会は記録会なのであるが、未だ(20数年間)彼女の100メートルの記録が破られていないという事で特別ゲストとして母校に呼ばれた程。彼女は3児の母となり、現在は埼玉県熊谷市で暮らしている。

そんな彼女から一通のメールが届いた。「夏休みを利用して家族でタイに行こうと思う」…俺はもぅ2年半も日本に帰っていないから、甥っ子&姪っ子に会いたいし「おぉ、Welcomeだよっ!!」という返事をした。ちなみに小学校5年生になる甥っ子は、熊谷でOMIYA Ardijaのサッカー教室に通っているらしく、そこで俺の元大宮時代のチームメイトから指導を仰いでいるのだそうだ。

スーパー姉ちゃんを姉に持ったことで、小・中学校と”いとちの弟”という目で見られ、先輩や先生方から一目置かれていたように思う。実際先輩からイジメやイビリを受けた事は1回も無く、わざわざ教室まで”いとちの弟”を見に来る先輩や「おぉ、お前が…」と話しかけてくる先生が少なからずいた。

しかし「”いとちの弟”だから…」という見方は「”いとちの弟”だから、これ位出来るだろう!?」というプレッシャーになっていたのも事実。今思うと俺は「”いとち”を超えたい一心で頑張ってきた」ように思う。この環境が、現在の俺の”究極な負けず嫌い”を養ったのではないだろうか。

前述の甥っ子、彼は「元Jリーガーの甥っ子」という肩書を胸に”いとたく超え”を果すべく日々サッカーに明け暮れているんだとか。再会を果したら「一緒にボールを蹴る」約束をしている。「やっと約束が果せるなぁ」と思っていたんだけれど…

「雨季のスコールが怖いから、やっぱりタイに行かない」という短文メールが後日届いた。”いとたく”のスーパー姉ちゃんの来タイは、一旦お預けになったようである(苦笑)。

伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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