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タイとアメリカ、2つの文化の融合が成功の鍵~ヴィラナット・シラナーダ氏(アマラ バンコク ホテルGM)

2018年1月1日 配信

バンコク・スラウォン通りで2015年に誕生した高級ホテル「アマラ バンコク ホテル(Amara Bangkok Hotel)」。日本企業も多いシーロム通りやタニヤ通り、サトーン通りに近いこともあって、日本人ビジネスマンにも人気の宿泊先になっています。



そんな「アマラ バンコク ホテル」でジェネラル・マネージャーを務めるのはヴィラナット・シラナーダ氏。タイで生まれて5歳でアメリカに渡り、15歳からホテル業界で働くという、タイとアメリカのホテル業界を知り尽くしたヴィラナット・シラナーダ氏にお話を聞きました。

ヴィラナット・シラナーダ氏インタビュー

--アマラ・バンコク・ホテルの良さを教えてください。

私たちは客室数250と大きなホテルではありません。その分、お客様に対して細かいサービスを提供できます。それが一番の強みです。

またロケーションの良さも挙げられると思います。このエリアは古き良きバンコクの面影をまた色濃く残しています。チャオプラヤ川やチャイナタウン、王宮やワットポーがあるラタナコーシン島の歴史地区も遠くありません。一方、BTSやMRTの駅が近くにあるので、どこに行くにも便利です。

シーロムやサトーン通りにも近いですから、日本人ビジネスマンの方々にも好評です。有名なシーフードレストラン、「ソンブーン」も歩いて3分です。

--施設も充実していますね。

ええ。屋上には私たち自慢のインフィニティ・プールとAkaAza Barがあります。また、地下1階にあるレストラン「エレメント(Element)」は、昼にはビュッフェ、夜にはタイ・パッション料理を提供している他、毎週金曜には夜は18時半から深夜まで「Hipster Night」と題して、399バーツでビールは飲み放題のサービスを行っています。また忙しいビジネスマンの方々用に、フィットネスジムは24時間使用可能です。

--ここで、あなたの事について聞かせてください。タイで生まれ、5歳でアメリカに移られたそうですね?

ええ、家族みんなでカリフォルニア州ロサンゼルスに移り住み、そこで育ちました。ホテル業界に入ったのは、15歳の時、学費を稼ぐため皿洗いのアルバイトをしたのがきかっけでした。

その後、ホリデイ・インやMGMグランデ、ウエスティンなどアメリカの数々のホテルで働いてきました。

--ホテル業界のビッグネームで仕事を経験されたんですね。そして、何と26歳でGMのポジションに就いたとか?

はい、ただ、そのホテルはとても小さい物でしたよ。それから、ウエスティンがチェンマイで新しいホテルを立ち上げることになり、タイに戻ってきました。私の経歴については長過ぎて、時間がいくらあっても足りませんね(笑)。

--ホテル業界でこういう風に成功されたキーポイントは何でしょうか?

私は、アメリカとタイという2つの文化を背景に生まれ育ちました。アメリカからはefficiency(効率)、タイからはrespectful(尊敬)という良さを貰い、それをビジネスに生かしている事ではないでしょうか。特にホテルという人が大きな要素となる業界では、このどちらかが欠けてもうまくいかないと思います。

--お忙しい中ありがとうございました。

 

Amara Bangkok Hotel

[住所]
180/1 Surawong Road, Sipraya, Bangrak, Bangkok 10500 Thailand
[電話]
02-021-8888
[メール]
amarabangkok@amarahotels.com
[ウェブ]
http://bangkok.amarahotels.com

(取材 梅本昌男)

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