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拝啓”リキシャ―ス”へ -インドでもプレーした元Jリーガーからのメッセージ-

2017年9月16日 配信

拝啓”リキシャ―ス”へ -インドでもプレーした元Jリーガーからのメッセージ-

前回コラム“リキシャーズ”のインドでの珍紀行を書いていて、「そういえば…」と気になった人物が浮上した。”長谷川太郎”、2005年シーズンJ2日本人得点王の大車輪の活躍でヴァンフォーレ甲府をJ1へ導いた男。彼とは2009-10年はギラバンツ北九州でチームメイト、11年タイ挑戦を共にし現在の俺の礎を築く切っ掛けを作ってくれた恩人である。そんな”長谷川太郎”はキャリアの晩年をインドの”ムハンメダンSC(コルカタ)”で過ごしていた。今回のコラムでは”長谷川太郎”にリキシャーズのインド紀行に触れ、自身のコルカタ時代を思い出しながらメッセージを寄稿して貰った。

コルカタに到着した途端、今まで感じたことの無い空気感に只々ビビッてしまい”とんでもない所に来てしまった”というのが正直な気持でした。
到着したのが夜中の2時で、VISAの関係で止められ、空港を出たのが3時。インド人7人に囲まれホテルまで連行されました(笑)。 「到着したばかりだから、(その日の)練習出なくていい」と言っていた男が8時に「起きろ!」と迎えに来て、「練習行くぞ!」と。急いで顔を洗ったら、目に膜が… 練習見学と伝えられ、バイクの後ろにサンダル姿で乗

り、明るい街並みを初めて見た感想も、”とんでもない所に来てしまった”と…(笑)。沢山の人々が街中で座ったり、寝そべったり、上半身裸で体を洗ってたり… なんと言っていいか”異次元の世界”というか。 とにかく、見たもの全てがショッキングでした。

練習場のソルトレイクスタジアムに到着し、見学と聞かされていたのにも関わらず「スパイクを履け!」と…そのままノーアップで紅白戦に20分間の出場。これでは自分の力が出せるはずも無く、コーチからは「コンディション悪いのか?」と。ほとんど寝れず、朝食も食べず、目に膜があり、ノーアップ…でも、言い訳は言えない。正直”契約破棄”を覚悟した。
なんとか契約までこぎつけることができたが、その後は試合で活躍した次の試合でスタメン落ちしたり、メンタルをコントロールするのだけでも本当に苦労した。それでも日本を出て異国の地でプレーした貴重な経験は言葉では表せない位”長谷川太郎”を強く逞しく成長させてくれた。

彼は現在”2030年みんなで育てよう!W杯得点王”というTRE 2030 Striker Projectを立ち上げ、日本全国処狭しと後進の指導にあたっている。「現役時代本当にシュートが上手かったからなぁ」”長谷川太郎”の遺伝子が”日本の決定力不足”を解消してくれる日が来るかもしれない。

リキシャリーズのインドでの珍紀行に触れ、当時を懐かしく思い出しました。 “凝る肩(コルカタ)”と冗談めかしてよく言っていたくらい、異文化の生活の中で意表を突く様々なことがある地で、自分達のこだわりの人力車と対面出来ず走らせることができなかったことは本当にストレスであったと思います。そんなことをもポジティブに変えることができたリキシャリーズはきっと今後どこに行っても生きていけるんじゃないかなと(笑)。どこかのタイミングで一度お会いして、コルカタ話に花を咲かさせてもらえればと思います。”同じ境遇を味わった仲間”として、これからの”リキシャリーズ”の活動を応援しています!

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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