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第106回 タイでユニホーム作り、ポイントは良きパートナー探しととにかく我慢!?

2013年3月27日 配信

2013年3月27日 掲載

「夢追人」のタイサッカー珍道中

 タイで仕事をしていく上で、一番のポイントとなるのが“タイ人の良きパートナーを見つけること”と云われている。元々育ってきた環境が違うし文化も違うから自分の意図した事が違う観点で捉えられてしまうことが多々ある。そこを何処まで自分の意見に近づけていくか、または妥協していくかの作業になる。またパートナーが日本人だからといって安心は出来ない、あまり適切な表現とは言えないのだけれど“タイ人化”してしまう日本人も本当に多く感じる。俺も人の事いえないかもしれない、大分時間にルーズになっていると感じるしね。

 先だっての自身の引退イベントを開催するにあたり本当に苦労することだらけだった。会場手配に参加チーム募集、クリニックの骨子作りにユニホーム・T-shirt作成、スポンサー集めまで…一般企業に勤めている関係で動けるのはアフター5と休日のみ、本当に多忙を極めていた。

 当日引退試合で着用するユニホームの背中にはスポンサーの名前を入れる予定でいた。幸いにもスポンサー協力をいただけるという企業や個人の方々が、タイのみならず日本からも名乗りを挙げてくれた。そこでタイローカル4店舗程に話を持っていき、昇華プリントでの作成の打合せを何回か重ねた。イベントまで日数があまり無かった状態で、しかもイベントはタイサッカーリーグ開幕1週間前という事もあって何処も“納期が間に合わない”という説明をされた。「そこを何とか」とお願いした時に1店舗が「何とかしてやる、マイペンライ(大丈夫)だ」と名乗り出てくれたのだが…。

 このお店の担当者が1番ちゃんとしていたように感じていた。事実「何時にいくから」と約束を取り付けていても何十分も待たされるのがタイでは当たり前。しかしここのタイ人担当者は必ずお店で待機していてくれたしメールを英語でやり取りも出来ていた。だから信用していたのだけれど…。

 イベント3日前には遅れていた作業が何とか間に合う目処が立って来ていた(それでもイベント当日の夜は徹夜での作業を家内に手伝って貰ったりしたのだけれど…)。そしたら“OK, We complete the preparations. You can receive it 3 weeks later.”とメールが入って来た。「この1週間何してたんだよっ(怒)」、正直呆れ果ててしまった。仕方が無い、別のユニホームを急遽手配してイベントの試合は乗り切る事が出来たのだけれど…当日使用する予定だったユニホームは、それでも作成を続けて貰う事にした。協力くださった企業や恩人に感謝の意を込めてプレゼントしようと思ったからだ。デポジットも支払い済である。

お陰様で大盛況だったイベントが終了してから3週間が経過、音沙汰が無かったので直接お店へと出向くことにした。お店で暇そうにお菓子を食べながらネットをしているタイ人担当者。「どういったご用件で!?」的な応対に“ムカッ”としながら「ITOだけど、ユニホームどうなった!?」と聞いたら、「お~久しぶり」的な態度。でもこれは想定内、タイで大分我慢する事を覚えた俺…キレてもそっぽを向かれてしまうだけだと学んできたからだ。そしたらこいつ「メールしようと思ってたんだ。あと2週間かかるって…」だってさ。

「マイアウ(いらない)」と言ってデポジットを返して貰った。俺はタイでサッカースタイルの洋服・グッズのお店を持つのが夢なんだけれど、ユニホーム関係についてはまだまだタイ市場の開拓が必要である事を痛感。何処か昇華プリントで優良なところ、俺に紹介してくれませんかねぇ!?


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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