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第4回 タイでプレーする日本人選手の聖地とは…

2012年5月3日 配信

2012年5月3日 掲載

「夢追人」のタイサッカー珍道中

 毎年沢山の日本人選手達が活躍の場を求めてタイに渡航してきます。大概の選手達はタイに来るのが初めてです。そんなタイの右も左も分からない彼らは、空の長旅を終えた後に必ず向かうのが、スワンナプーム空港到着ゲイトから1階上がったところにある“スターバックスコーヒー”です。

 色々なルートでタイに挑戦しに来るのですが、多くはタイ人の代理人を紹介されてやって来ます。顔も知らないタイ人代理人が待ち合わせ場所として指定するのが、スワンナプーム空港の“スターバックスコーヒー”なのです。

 しかし、ここの“スターバックスコーヒー”でタイ人代理人にちゃんと会えるのはほんの一握りの選手達だけ。タイ人は時間にルーズですので、待ち合わせ時間には現れません。そこで多いに不安になります。また、沢山の日本人選手をこのタイ人代理人は1人で抱えていますので、携帯に電話をすると「タクシー乗り場に行って、再度電話してください」と言われます。そこでタクシー乗り場に移動して電話をするとホテルまでの道のりを代理人がタクシードライバーに伝えてくれます。「ええっ、迎えに来てくれないの!?」と更に不安になります。

 ちなみに僕もその中の1人だったのですが、最初来た時は他の日本人選手2人と来ていたので問題無く落ち合えました。しかし、契約が決まって一度日本に帰り再度タイに渡航した時は、1人でした。“スターバックスコーヒー”に早く着いたので、ゆっくりコーヒーを飲みながら待っていたのですが、約束の時間になってもタイ人代理人は現れません。電話をしてみると「30分待って…」と言われたのですが、結局連絡が取れた30分後にタクシー乗り場へ自身で行く事を支持されました。この頃はタイ人の国民性というものを分かっていませんでしたから、「何なんだ、この扱いは!?」と怒りを感じました。

 更にタクシー乗り場に到着してから突然またタイ人代理人と連絡が取れなくなり、タクシー乗り場で立ち往生。10分後に「すいません」と平謝りしながらタイ人代理人が電話を掛けてきて無事ホテルに行く事が出来ました。「これからの生活は大丈夫なのか」と多いに思わされたエピソードなのですが、みんなに聞いてみると結構被害にあっているのは僕だけじゃないみたいです。

 スワンナプーム空港の“スターバックスコーヒー”は、通る度に「僕がタイに来た時は…」と人それぞれエピソードを語りだすタイでプレーする日本人選手達の原点、いわゆる聖地なのです。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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