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第51回 手首に巻かれている白い糸「サイシン」。

2016年3月8日 配信

手首に巻かれている白い糸「サイシン」。

タイに来た事がある方で目にした事がある人もいるかと思いますが、
これは「サイシン」と呼ばれていてタイの人達は上の写真のような木綿の白糸をよく手首に巻いています。

これはタイの仏教のお守りで、1セットは3本の糸で撚られて出来ています。

タイで生活していると色んな場面でこの糸を巻く儀式を目にします。

<お葬式>
魂が落ち着くように、そして悪い霊が出てきたらその糸で縛って無事天国に行けるようにという気持ちを込めて、1セットだけの状態で巻きます。

<新築お祝い>
3セットの束にして、家の周りに巻き、お坊さんにお祈りしてもらった後その糸を取って、家にお守りとしてずっと保管。

<結婚式>
新郎、新婦の頭をつなぐようにします。
これは今後悪い事からこの二人を守ってくれるように祈りを込めて巻きます。これもその後は大切に保管。

<出産お祝い>
赤ちゃんの手首に、幸運が訪れるように祈りを込めて巻きます。
中にはお金を一緒に挟んでお祝いしてくれる人もいます。

我が子も出産後に近所のお婆さんから巻いてもらいました。

ほとんどの人がこの白糸はお家にストックしてあるそうです。

特別な儀式以外では、なるべく年上の人から巻いてもらうのが1番効果があると言われています。

普段巻いてもらう物には悪い事から身を守ってくれるようにと着けている事が多いようです。

この場合は糸が自然に切れるまで身に着けておきます。

タイはこれに限らず、まだまだ凄く沢山のお守りの文化があります。
いつかそのお守りについても紹介したいと思います。

(文と写真 mii)

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