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第50回 イーサン地方での出産体験(4)-入院生活 術後回復編-

2016年2月5日 配信

タイのチャイヤプームで波瀾万丈移住生活

前回の続き

今回の記事で出産体験はおしまいです。
最後は手術後から回復するまでの体験を簡単にお伝えしようと思います。

多分これは日本と同じだと思いますが、手術後すぐには食事を口に出来ないので、水分補給の為の点滴とともに痛み止めを入れてもらっていました。
でもその痛み止めを入れてもらっていても、効果が分からないくらい術後の傷の痛みは結構強かったんですがその痛み止めも1日で外され、それからは錠剤の痛み止めを食事の時に渡される程度でした。

その薬もタイではよく、頭痛や二日酔いでのむどこでも売られている市販のお薬だそうで、そんなものではもちろん術後の傷の痛みなんて癒せる事もできず、術後三日間は傷口の強い痛みとの戦いでした。

そんな中、術後翌日には傷が癒着しちゃうから歩けと言われとても大変な思いをしました。
(きっとこれも日本と同じですね。)

結局歩けるようになったのは術後1日半から。
それも同じ部屋に備え付けられている、ベットの横にあるトイレへ行くだけ。
それだけの距離なのに5分以上位は掛かったんじゃないでしょうか。
いつもだったらたった30秒にも満たない距離だと思います。

術後3日目以降はようやくのろりのろりとですが、部屋を出て廊下をリハビリがてら往復できるまでになりました。

沢山の病室が隣接する廊下には、大きな保温ポットに入った生姜茶がお砂糖とともに用意されています。

これは体を温めておっぱいが良く出るようにと、いつでも飲めるように置いてあるそうです。

あとはおっぱいが張って痛くて大変な時もこの生姜茶をのんだり、タイでは産後に良く飲まれる一般的なものだそうです。

作り方は簡単。
生姜を磨り下ろした後に汁を絞り、お砂糖を加えてお湯を注ぐだけ。
砂糖の効果なのか(元々すでに砂糖で甘くしてあります)、意外にも生姜の辛さはなくとても飲みやすい味でした。
まさにジンジャーエールの暖かいバージョンという感じ。

歩けるようになってからは、旦那さんに付き添ってもらいながらですが自分で毎朝赤ちゃんの沐浴をしにいったり、生姜のお茶を飲みにいったり、なるべく廊下を歩いて術後のリハビリをしていたり。
そんなこんなで当初帝王切開は3泊4日で退院となってましたが、赤ちゃんの検査等もあって結局一週間ほどお世話になって退院しました。

簡単ですが、以上が私の出産体験になります。
私が調べたところ、まだイーサン地方ではバンコクの様ないくつかの出産方法が選べず、普通分娩か帝王切開のみです。
バンコクは水中出産や、フリースタイル、無痛分娩等色々あるみたいです。

ただ一昨年前に出来た、コンケン県のバンコク病院では無痛分娩という選択方法も増えたそうです。

もしイーサン地方で出産する方がいたら、参考になれば幸いです。

我が家に加わった新しいメンバー。
これからますます賑やかな生活になりそうです。

(文と写真 mii)

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