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バンコクの街角で見た中年男性の悲しい現実

2016年9月30日 配信

バンコクの街角で見た中年男性の悲しい現実

バンコクのとある街角に、路上でフルーツジュースを販売する中年男性がいました。

毎朝、お粥、豆乳&揚げパン、鶏のカラアゲ、豚の串焼きなど、タイの定番朝食屋台の並びで商売をしていたのですが、そのお店にお客さんがいるところを一度たりとも見たことがありませんでした。売れなければ家に帰ることも出来ないわけで、中年男性は日暮れになっても同じ場所でフルーツジュースを売り続けていたのです(※注)。 休憩中に少し離れたところで一服している姿は、どこか悲しげでした。

そんなある日の朝、いつもの場所でいつものフルーツジュースを売っていたのは1人のおばちゃんでした。いつもお店の周りには誰も居ないのに、この時は出勤前のOLさんやら学生さんらしきグループやらが入れ代わり立ち代わりジュースを買っていきます。お客さんがいるところを見ること自体がはじめてなのに、続々とお客さんがやってくるなんて・・・と驚き。それに釣られるようにお店の前に立つと、おばちゃんは「これは◯◯で、こっちは△△で・・・」と丁寧に笑顔で説明してくれて、パッションフルーツ(サオワロット)のジュースを一本20バーツで購入したのです。

中年男性:「ここは場所が悪い。この辺の人はフルーツジュースを飲まない。」
おばちゃん:「そんなわけ無いでしょ。私がチャチャッと売ってくるわ。」
中年男性:「ムリムリ、絶対ムリだって。」
おばちゃん: ( ̄ー ̄)ニヤリ

なんていう2人の会話を勝手に妄想したのでした。

(※注  もしかしたらしっかり売れていて商品を追加していた可能性ももちろんあります。)

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