写真はイメージです
街と街とを結ぶ便利なロットゥー（乗り合いバン）。大型バスよりも速く、そこそこ安く、使い勝手の良さはまさに庶民の足。バンコク各地にロットゥーの乗り場がありますが、戦勝記念塔近くの乗り場には色々な街へ向かうロットゥーが集まり、沢山の人で賑わっています。
とある街からその戦勝記念塔へ向かうロットゥーでの出来事。途中の事故渋滞のため到着予定時間をとうに過ぎても戦勝記念塔まではまだまだ時間がかかりそうだなと思っていたその時、運転手さんの携帯がなりました。運転中の通話禁止の法律などものともしない運転手さんは、話し終えると乗客に向かってこう切り出しました。「このロットゥーは時間が無くなり、すぐに帰らなければならなくなりました。乗客の皆さんはこの先で降りていただきます。他のロットゥーにお乗り換えくださ～い。」
こういう事がよくあるのか、またはただ諦めているだけなのか、怒ることもなく運転手さんの指示にしたがってロットゥーを降りる乗客に運転手さん言いました。「代わりのロットゥーに乗るにはここで２０分間もまたなくてはなりません。タクシーに乗り換えたほうが全然便利ですよ！」
乗客に行き先を聞いて次々タクシーをアレンジする運転手さん。最後になった私に運転手さんは「あなたは●●までいくんですね？だったら２０分も次のロットゥーを待つよりタクシーがいいです。たった８０バーツですからね。さあ乗って乗って！」
絶対に８０バーツで着くわけがないと分かっていながら、タクシーへ。結局、高速道路代金とタクシー代金合わせて２００バーツオーバー。 はじめに支払ったロットゥー代金よりも高くつくということになってしまいました（笑）
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